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最先端3DCGアニメ映画の世界に飛び込め!『GANTZ:O_VR』

GANZ
「マンガ好き」の人たちに、聖典として扱われている作品がある。
ギャグや恋愛ラブコメや犯罪ドラマ、ファンタジーにSF、さまざまな題材のマンガが存在しているが、それぞれのジャンルの「金字塔」「最高峰」といわれる作品がある。
週刊マンガ雑誌に掲載されていた当時から今に至るまで変わらぬ人気を誇っている『GANTZ』(2000~2013)はそのひとつだろう。2011年には前後編に分けて実写映画化が実現したし、連載終了後3年を経て2016年、3DCGアニメ映画も制作された。

原作の『GANTZ』は「SFアクション」というジャンルの現時点での金字塔である、といわれる。激動のゼロ年代に「不条理なルールのもとで作られた世界で正義とは何なのか」という複雑なテーマを取り上げ、見事にマンガに昇華した。
映画版も、特にマンガのSFアクションのディテールを細かく再現し、2016年には日本初(といっていいと思う)のゾンビ映画の快作『アイ・アム・ア・ヒーロー』を監督した佐藤信介の演出力もあって、緊張感のある娯楽アクション大作に仕上がっていた。

2016年に公開された3DCGアニメ映画『GANTZ:O(ガンツ・オー)』は、大長編の中でも特に「大阪編」として発表された部分を原作に制作された。

ガンツオー
3DCGアニメといえば、最近はすっかりアメリカのディズニー&ピクサーの十八番になっていたが、『GANTZ:O』は日本もそのレベルに達しようとしていることを高らかに宣言する作品になった。
ここで紹介する『GANTZ:O_VR』は、そんな日本最高峰の3DCGアニメ映画の世界を「体感」できるVRコンテンツである。

特別展示会で初お目見えしたVRコンテンツ

『GANTZ』は、「ガンツ」と呼ばれる漆黒の球体に呼ばれた、年齢も性別も生活環境も違う人々が、「星人」と呼ばれるナゾの生命体との戦いを強制されるというストーリーのSFアクション。
主人公たちは「ガンツ」が支給するさまざまなユニークかつ強力な武器を使って「星人」と戦いながら、「ガンツ」のナゾにも向き合っていく……という内容だ。

2016年の『GANTZ:O』は、映像化作品としては2011年の実写映画『GANTZ 前後編』以来5年ぶりで、9月には東京で公開を記念した特別展示会が開催された。
特別展示会では、3DCGアニメ映画として『GANTZ:O』が完成するまでに制作された絵コンテや、アートコンセプトの資料を鑑賞することができた。

そして、VRコンテンツの『GANTZ:O_VR』を体感することができた。

単に、椅子に座ってヘッドセットをつけて……というのではなく、『GANTZ:O_VR』の特徴は「ガンツ玉」と称する球形の専用の椅子に座って利用することで、さらに高い臨場感とともに楽しめるところにある。
「ガンツ玉」は、コンテンツ内で展開するストーリーに合わせて椅子が振動する、という機能を持っているのだ。

ガンツ
特別展示会は10月23日に終了してしまったが、行けなかった人もガッカリする必要はない。
特別展示会はあくまでも『GANTZ:O_VR』の初お目見えの場だった。
このVRコンテンツは11月21日から、全国の「VR THEATER」を利用できるネットカフェなどで楽しめるようになっている。

「VR THEATER」は、ネカフェなどでVR専用の部屋を使い、さまざまなコンテンツを楽しめるサービスだ。
ここで体感できるVRコンテンツには、アイドルグループ「ももいろクローバーZ」のライヴをももクロ側から(!)楽しめるものや、恐竜の生きていた時代を360度映像で楽しめるものなどがすでにある。
そこに、このたび『GANTZ:O_VR』が加わったのである。

また、現在のところは6店舗にとどまっているが、展示会でも好評を博した「ガンツ玉」を設置しているところもある。
原作ファンも『GANTZ:O』のファンも、より作品の世界観を深く味わうためにぜひ体感してみてほしい。