いよいよ今月25日に公開日が迫ったアメリカ初の怪獣映画『キングコング 髑髏島の巨神』。
2014年に公開された『GODZILLA』とのクロスオーバーもすでに発表されており、2020年、東京オリンピックで浮かれているであろう世間にガチの“神vs神”を見せつける『Godzilla vs. Kong』が公開されることが決定している。
日本映画『キングコング対ゴジラ』(1962)から数えて58年ぶりに、舞台をアメリカに変えて再戦が決定したというわけだ。
そんな『キングコング 髑髏島の巨神』だが、例によってVRコンテンツが制作され、このほど発表された。
3月15日に東京・新宿の「ゴジラロード」(新宿東宝ビルの“ゴジラヘッド”が見下ろす道)上で開催されたジャパンプレミアの会場に体験コーナーが設けられたほか、現在、映画の配給を行うワーナーブラザーズの公式YouTubeチャンネルで360度動画として公開中である。
スマホ用のVRビューワーを使うことで、迫真の臨場感を味わうことができる。
髑髏島上空をゆくヘリの中で…
僕は今、正体不明の生物たちがいるとされる太平洋上の孤島・髑髏島の上空をゆくヘリコプターの中にいる。
緑深い荘厳な雰囲気が漂う島のうえを飛んでいる――と、突如、左隣を飛んでいたヘリコプターが何かに弾き飛ばされたかのように宙ではじけ、急速で向かってくるではないか!
避けられん……衝突!
しばし暗転。
気づいたときには、平原でボロボロのヘリの中にいる。
一体あの事故は何だったんだ、と考えていると、左側の原生林から何ものかが出てくる気配。何か巨大なモノ。あれは――。
というのが、映画『キングコング』のVRムービーの内容である。
監督のジョーダン・ヴォート=ロバーツがインタビューで答えたまんまの、「キングコング×地獄の黙示録」的な、どこか不穏な色調。
急転直下で起きるスピーディな展開。
ダイナミックなVR体験。
――と、映画の公開がますます楽しみになる要素が詰まったVRムービーである。
「Galaxyキャラバンin京都」でも公開中!
サムスンのスマホ事業を担当する会社、サムスン電子ジャパンが開催するイベント「Galaxyキャラバン」。
VRビューワー「Galaxy Gear VR」をはじめとするVRアイテムを体験できるイベントで、昨日3月21日からJR京都駅の駅前広場を会場として「in京都」が開催されている。
『キングコング 髑髏島の巨神』のVRムービー『Kong VR』は現在、このイベント会場でも体感することが可能だ。専用のチェアに座って楽しむVRアトラクションとして楽しめるとのことだ。
京都に行く用事があって、アトラクションとして『Kong VR』を楽しんでみたいという方は、こちらに足を運んでみてもいいかもしれない。
「Galaxyキャラバンin京都」は、今月29日まで開催中である。