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宇宙の“忙しい孤独”を体感!SF映画『パッセンジャー』のVRコンテンツがリリース決定

パッセンジャーVR2012年、限りなくチャーミングな恋愛映画『世界にひとつのプレイブック』で米アカデミー賞の主演女優賞を受賞した天才女優、ジェニファー・ローレンス。

彼女が主演する最新作として僕が大注目しているSF映画『パッセンジャー』のVRコンテンツがリリースされた――今日ご紹介するのはそんなニュースだ。

永遠の暗闇と静寂と星のまたたきが支配する宇宙を行くアヴァロン号――行き先は移住先の惑星、行程は120年。
アヴァロン号に乗るのは5000人の移住希望者。
人工冬眠で眠りにつき、若々しい姿で“新たな故郷”に降り立つ日を待っている。

男と女
ところが、30年ほど航行したところで、ひと組の男女がなぜか冬眠から目覚めてしまう。
残りの90年、彼女たちに迫る危機、そしてサスペンスとは――。

と、このような内容のSF映画、それが『パッセンジャー』だ。

監督は2014年に第二次世界大戦の秘話を描いた『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』を監督して話題を呼んだモルテン・ティルドゥム。
現代的な感覚と、シリアスな物語をどこか軽やかな筆致で描く足取りの軽やかさが魅力的な映画作家だ。

そんな彼の作品らしく、『パッセンジャー』は予告編などを見る限り、「宇宙でひと組の男女が奮闘する」という物語から僕らの脳が想像する安っぽいラブストーリーの気配はみじんも感じさせない、サスペンスフルで、とにかく面白そうな感じである。

ソニー・ピクチャーズ制作のVRコンテンツ

そんな『パッセンジャー』の3DCG×VRコンテンツが登場した。
制作を担当したのは、映画の配給を行うコロムビア・ピクチャーズの親会社ソニー・ピクチャーズだ。

ソニー・ピクチャーズはこれまでにも、第8回ルミエール・アワードで「VR映画体験賞」を受賞した『Ghostbusters VR Experience』や、現在IMAXのVR施設「VRエクスペリエンス・センター」で体感できる『The Walk』など、映画をモチーフにしたVRコンテンツを制作している。

ゴーバスVR
実績ある会社だ、今回もクオリティの高いコンテンツを提供してくれるに違いない。

ソニー・ピクチャーズは現在、Oculus RiftとHTC VIVE向けに今回のVRコンテンツをリリースしている。
が、PSVRユーザーも肩を落とす必要はない。近日中に、PSVRでもリリース予定だという。

ジェニロレと2人きり…にはなれません!

今回、『パッセンジャー』でジェニファー・ローレンスの相手役――彼女とたった2人きりで冒険することになる男を演じるのは、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)、『ジュラシック・ワールド』(2015)でブレイク中のクリス・ブラットだ。

クリス
イケメンなんだけど、ひょうきんで冗談好きで、ちょっぴり軽薄なところも感じさせる――そんな“陽気なあんちゃん”という雰囲気をかもし出すクリス・ブラットに嫉妬しつつも、「まあ今回、VRコンテンツで彼の気分を味わえるなら悪くないか」と思った男性諸君に、残念なお知らせがある。

今回のVRコンテンツ、映画の世界観を継承しているものの、ストーリー自体は映画とは関係がないという。
つまり、ジェニファー・ローレンスもクリス・ブラットも船内にはいないのである。
たったひとりなのである。
僕らはこのVRコンテンツの中で、数十年の孤独をたったひとりで生きることになるのだ!

アヴァロン号
しかし、絶望するには及ばない。
このVRコンテンツの中で体感する「大宇宙の孤独」は、かなり「忙しい孤独」になりそうなのだ。

というのも、このVRコンテンツ、単にアヴァロン号のなかをウロチョロするだけでなく、迫りくる数々の危機に対応していかなければならない、というゲーム性豊かな作品に仕上がっているのだ。

映画の雰囲気と、ワクワクするようなゲーム性、それらを同時に味わえる“ひと粒で2度おいしい”VRコンテンツなのである。