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IMAX社がやってくれました!米で「VRエクスペリエンス・センター」がオープン

VRセンター通常の2倍の大きさである70ミリのフィルムを使って映像を撮影し、従来のスクリーンより2~3大きなスクリーンでの鮮明な上映を可能にする――そんな新たな「規格」を開発したカナダのIMAX社。

この会社が舵をとってオープンの準備を進めていた「VR施設」が、このほどアメリカのロサンゼルスでオープン日を迎えた。
施設の名称は「VR Experience Center」だ。

「ようやく」というべきか――。
IMAX社のVR施設は、最初の発表によれば2016年内にはロスに第1号がオープンし、その後どんどん国内外に増やしていく計画だった。前に、ここでも取り上げたことがある。
それがずれこんで、2017年初めにオープンということになったのである。

IMAXシアターアメリカの雑誌『Variety』のネット記事を読むと、今後は開発がスピードアップするようで、早くも2月初めにはイギリスのロンドンに第2号をオープンさせる計画があることがわかった。しかも、嬉しいことにその後6つのセンターをオープンさせるようだが、そのうちひとつは日本でオープンするらしい!

いいよ、いいよ、第1号のオープンがちょっとくらい遅れたことは許そうじゃないか!

VR体験用スペース「pod」で楽しめる!

米ロサンゼルスでオープンした「VR Experience Center」のメインは、当然ながらVR体験だ。
館内には360度自由に見回し、歩き回ることもできる個人体験用スペース、その名も「pod」と呼ばれるスペースでセンターが用意した数々のVRコンテンツを体験することができる。

中にはすでに自宅で楽しめるようになっているコンテンツもあるが、「VR Experience Center」ではVR体験をより迫真に満ちた、没入度の高いものにしてくれる専用ヘッドセット「StarVR」を用意。家庭で遊ぶよりもはるかにリアルな仮想世界での体験に息をのむことになる、という寸法らしい。

「StarVR」は、解像度5Kレベルの超鮮明な映像を誇るヘッドセットである。
また、センターでは全方位から完璧に現実を再現した音響効果を実現。まさしく視覚的にも聴覚的にも、完全に仮想世界に入り込める仕様になっているのである。

驚く人センターでは、そのような最先端のVRヘッドセットを使って、以下のようなVRコンテンツを体験できることになっている。

〇Star Wars:Trials on Tatooine
〇John Wick Chronicles
〇The Walk
……その他。

この3つを選んだのは僕の独断と偏見である。
3つとも、僕が大好きな映画をモチーフにしたVRコンテンツなのだ。

映画をモチーフにした3つのVRコンテンツ

『Star Wars:Trials on Tatooine』は、前に紹介したことがあるが、映画『スター・ウォーズ』の世界をモチーフにしたコンテンツ。
主人公ルーク・スカイウォーカーの故郷である辺境の惑星タトゥイーンで、ジェダイの騎士になりきって帝国のストームトルーパー軍団との戦いを体験できる。
『スター・ウォーズ』ファンの夢である「オレもライトセーバー戦をやってみたい!」という希望を叶えるコンテンツだ。

『John Wick Chronicles』は、2015年に第1弾が公開されて高い評価を得て、2017年には続編の『John Wick:Chapter 2』が公開される「ジョン・ウィック」シリーズをモチーフにしたVRコンテンツだ。
伝説の暗殺者である主人公ジョン・ウィックになりきって、映画さながらのハードなアクションを体験できる。

『The Walk』は、ここで紹介しなかったが映画『ザ・ウォーク』(2015)がモチーフになっているVRコンテンツだ。3Dで公開されたこの映画は、1974年にアメリカNYにあったツインタワー(世界貿易センタービル)のあいだを綱渡りでわたった男の冒険を描いた作品だ。
当時、世界有数の高さを誇ったツインタワー(約530メートル)をワイヤー1本でわたるという狂気の試みを、観客に追体験させるかのように3D映像でじっくり描いた。

ザ・ウォークアドベンチャー映画の名監督であるロバート・ゼメキスがノリノリで撮ったらしい映像は迫力満点で、ちょっぴり高所恐怖症ぎみの僕は映画館でリアルに泣きそうになっちゃったのだが、VRコンテンツ『The Walk』では、今度はあの恐怖と興奮をVRで味わえるという!

と、このように、高画質&高音質の仮想空間でライトセーバー戦、銃撃戦、そして高所恐怖症のあなたを(そして僕を)恐怖に陥れ、興奮させる綱渡りを、体験できる。
そのほかにも、鳥の視点でフランスはパリの上空を飛行する気分を味わえるコンテンツや、「脱出ゲーム」などもあるということだ。

ちなみにロスの「VR Experience Center」は僕たちも行こうと思えば行くことができる。
「IMAX VR」の公式サイトからチケットがとれるので、日本でのオープンが待てない!という人は今すぐチェックしてみてほしい。